【変態の】えびす・だいこく100kmマラソン走ってきました【証】 [マラソン]
3年振りに島根県で開催された「えびす・だいこく100kmマラソン」を走ってきました。
島根県の東にある美保神社をスタートして西にある出雲大社のゴールを目指して走るワンウェイコース。
100キロもの距離を走るなんて中々同意を得られないものですが、
敬意?を持って「変態」と呼ばれたりします。
そんな変態ランナーが551人も集まった大会です。
正確にはチーム参加(2~4名、5名)の人もいるので実際はもう少し多いですが、
チーム参加の場合は別大会のくくりとして考えています。
コース図を見ると、前半は景観のよい日本海と山の中をアップダウンしながら走り、
後半は宍道湖沿いを走りながら出雲大社までの平坦を走るコース。
完走のポイントはいかに前半に脚を溜めるか。
そして最高気温29度と予想される暑さ対策。
レース当日は松江駅よりスタート地点の美保神社までの送迎バスに乗ります。
集合時間は午前3時20分。早めに宿に入ったが、一睡もできず…。
体温チェック表とワクチン接種証明を提出して受付完了。
スタート時間は5時10分、制限時間は19時10分の14時間です。
コロナ渦対策により3グループに分かれて10分おきのウェーブスタート。
コロナ渦の影響もあり、沿道応援も少なく静かなスタート。
こんな山道を走ったり、
途中でエイドによったり、
※ほとんどのエイドで距離表示を間違えていたのが気になりました。実際は26キロ。
のどかな海岸沿いを走ったり、
真っ青な空と綺麗な海を見ながら走ったりして
45キロ経過。
51キロエイドで30分近く休憩したところで、暑さがピークに。
走ると汗が噴き出す。
ここからは完走を目標に歩くことに…。
60キロ経過。
時間は12時40分。
どんどんと追い抜かれるが、ひたすら我慢。
70キロ経過。
時間は14時20分。この10キロは80分。
ここ75キロエイドと書いてあるが、実際の75キロはこの先。
現実を知って、心が折れる…。
一畑電車の線路沿いを走る。
30度近かったと思うが、歩きと走りを繰り返して体力を温存。
80キロ到着。
この時点16時、この10キロは100分。
残り時間3時間で20キロ。
歩くと間に合わない計算。
ここまで脚を溜められたので、意を決して走り始める。
90キロ到着。
この時点で17時20分、この10キロは80分。
残り時間1時間50分で10キロ。
ここまで来れば歩いてもゴールできるが、
気力を振り絞って走る。
95キロのラストエイド到着。
時間は18時。この5キロは40分。
13時間半でのゴールも目指す。
ラスト1キロ。
脚を止めずに走る。
無事ゴール!
過去3回のワースト記録でしたが、3年振りのウルトラマラソンと
2年半振りのマラソン大会のブランクを考慮すると
完走できたことが、良かったかと思います。
特に昨年末に会社を退職し、少し自堕落な生活をしていたので
ウルトラマラソンを完走することで、次の一歩に踏み出すきっかけにしたいと
考えていた部分もあるので。
それにしても厳しいコンディションでした。
個人の部、完走率が発表されました。
男:441人(完走者:224人)完走率:50.8%
女:57人(完走者: 30人)完走率:52.6%
計:498人(完走者:254人)完走率:51.0%
過去の記録覚えていない部分もありますが、かなり低かったのではないでしょうか。
毎回尊敬するのが女性の方が、完走率が高いということ。
今回も多くの女性ランナーに追い抜かされましたが、
「そんなに細い脚で良く走れるなぁ…」
と思いながら、力強く走り去る後ろ姿を眺めていましたよ。
コロナ渦の中、開催していただき感謝しておりますが、
残念だったのが、食事のレパートリーの少なさでした。
ウルトラマラソンの楽しみの一つが食事だったりするのですが、
どのエイドでもおにぎり・菓子パン・バナナ・梅干しとラインナップのため、
あまり触手が伸びず、飲み物ばかりを補充してました。
レース中に熱中症らしき症状で倒れている人や、
レース後の一畑電車内で倒れたり熱中症らしき症状で
救急搬送されたり騒然としていましたが、
エイドの食事のラインナップの少なさも一つの要因だった可能性があるかと思います。
特に今回は、暑さが厳しいコンディションでしたので、
麺類や汁物、フルーツなどがあれば、また違った結果にもなったのかなと…。
ということで3回目の完走となりました。
来年も走る機会があれば、頑張りたいと思います。
大会関係者の皆様、沿道で応援していただいた方々、
レースに参加された方々、
ありがとうございました!そしてお疲れさまでした。
2022-05-30 19:00
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