Pepper App challenge 2015決勝大会の観戦

Pepper App challenge 2015の決勝大会が行われた南青山の
スパイラルホールに行ってきました。

Pepper App challengeとは、その名の通りPepper向けのアプリのコンテストとなります。

デベロッパー向けに200体しか販売していない状態でコンテストを開催するのも
どうかという疑問もありますが、
ソフトバンクとしてはアプリケーションを充実させるために
開発者に興味を抱かせるような展開に持って行きたいのでしょう。

今回は応募された中から1次審査をクリアした10本のアプリのプレゼンが行われました。
10本と言っても同じ開発者がいたりするので、10組ではないのですが…。

プレゼンの前に先日発表されたPepperのデベロッパー向けの販売の情報について説明。
ほとんど公式サイトの情報通りだったけど、新しい情報としては



昨年の先行モデルを購入した人向けにCPUなどのアップグレードが受けられる。
秋頃みたいです。



デベロッパープログラムの整備。


で、肝心の決勝大会の模様ですが
「おっ！」と思えるような作品はなかったかなぁ。

でも誰もが思いつくような内容だったりするけど、それを形にするのは意外に大変なんだよね。
多少、開発に関わっている人間からすると…。
ましてやまだ新しく発表されたばかりで大した情報もない中だからね。

現時点でもPepperとインターネットやクラウドを組み合わせる事でさまざまな可能性が
感じられるだけに審査も少し厳しい感じになったのかな。

そんな中で最優秀作品に選ばれたのは「ニンニンPepper」という
認知症の高齢者をサポートするアプリケーションでした。

今回は該当者なしというのもありだったような気もしますが、
さすがにそういう訳にもいかないので、この辺の選考になった気も多少するが…。

懇親会もありましたが、プレゼンだけ見て帰宅しました。
発表はライブ中継で確認。



こんなブースもありました。



お土産は、チョコレートとメモ帳。

さて、購入申し込みはどうするかな。
今日のプレゼンを見ると、自分で開発する意欲が少ない人は
一般販売まで待った方が良いと感じたが…。

ソフトバンクのロボット「Pepper」の購入価格の比較

昨日、ソフトバンクのロボット「Pepper」の開発者向けの販売が発表されました。

昨年にデベロッパー先行モデルが発売された時の価格と比較してみました。

・本体：21万3840円（税込み）
・月額保守：9800円x3年固定=352,800円（税込み）
・契約事務手数料：3240円（税込み）
合計で569,880円（税込み）でした。

今回発表された一般モデルの価格は
・Pepper本体：21万3840円（税込み）
・Pepper保険パック：10,584円（税込み）x3年固定=381,024（税込み）
・Pepper基本プラン15,984円（税込み）x3年固定=575,424（税込み）
・ロボット手続き手数料：10,584円（税込み？）
合計で1,180,872（税込み）

合計では2倍以上の価格になっていますが、今回追加されたPepper基本プランの
有無の差。これは必須ではないけどね。

基本プランとは
・クラウドの音声認識を利用したPepperとの会話が可能。
・ベーシックアプリの初期搭載。
・アプリストアからの専用アプリのダウンロードが可能。

保険パックは必須だし、基本プランも入った方が良さそうだ。

なお、Pepper 基本プランとPepper 保険パックを同時に購入すると
Pepperが自律的に充電を行なうようになる「充電ベース」がもらえる
キャンペーンがあるとの事。

今回は開発者向けの販売となっているが一般向けと
何か違う内容があるのか気になる。

ちなみにデベロッパー先行モデル落選者が優先で販売されるとの事で
自分のところにも連絡がありました。

とりあえず明日は「Pepper App Challenge 2015」決勝大会の観戦が
当選したので、見に行ってくる予定。

その感想はまた後日。